凍結路で車を発進させるときは、アクセルをわずかに踏んで滑らないように注意しましょう

凍結路で車を発進させるとき

私は新潟県在住なので、冬になると雪道走行が当たり前です。

そんな環境でもう30シーズン以上、雪道の走行をしてきたので、雪道に慣れていない方に役立つ情報をと思って書いてみました。

 

雪道は困ることが多いです、積雪量や凍結具合、温度によっても違うし難しいです。

そのうちの一つで、凍結路の発進でタイヤが滑って動き出せないときがあります。

そうならないよう、アクセルの開け方に気をつけた方が良いです。

 

<おすすめ>凍結路の発進方法

次のような操作イメージがよいと思います。(タイヤを滑らせないため)

  1:右足の親指でアクセルを押すようなイメージ

      繊細なアクセル操作をしたい

  2:タイヤをゴロンと(半回転)動かすようなイメージ

      走らせるというより、ゆっくりと前進させる

※ 凍結路性能の良いスタッドレスが前提です

 

凍結路からの発進で注意すべきこと

一番、注意するのはタイヤを滑らせない、空回りさせないことです。

一番まずいのは、発進でタイヤが滑り出した時、アクセルをさらに踏むことです。

タイヤが空回りして路面を磨き込み、さらに滑りやすくなり、動けなくなります。

 

凍結路といっても、状況によって滑り方は全然違います。

ただの凍結なら、最近の性能の高いスタッドレスは結構グリップします。

しかし、磨き込まれた凍結路(ミラーバーンとか)はメチャクチャ滑ります。

 

タイヤを空回しすると、タイヤが路面の氷を磨き込むことになります。

どんどん、滑りやすい氷になり、さらに動けなくなるんです。

 

発進の時、タイヤを滑らせないように最新の注意が必要

繊細なアクセルの踏み方といっても難しいです。

そこで、親指一本でアクセルを押すようなイメージで操作します。

足裏でなく、親指一本なので、力は当然小さくなります。

だからアクセルを踏む力も弱まり、結果的に繊細なアクセル操作、という狙いです。

 

これは、車雑誌で「大排気量のアメ車を乗りこなすコツ」のような記事で読みました。

大排気量の車はトルクが大きいので、アクセルの開閉でギクシャクしやすい。

そのための対処法です。

これは、凍結路からの発進でも有効です。

 

タイヤをゴロンと半回転だけさせるつもりで、親指でそっとアクセルを押します。

最初に書いた二つを意識すると、かなりゆっくりな発進ができると思います。

  1:右足の親指でアクセルを押すようなイメージ

  2:タイヤをゴロンと(半回転)動かすようなイメージ

試してみてください。